リリカカプセル勉強会

nohmin2010-07-02

落雷のような神経因性疼痛にも、リリカを使えば虹のかかる晴れわたった空のようにさっぱりと!
Ca2+チャネルα2δサブユニット遮断→Ca2+のシナプス末端流入↓→興奮性神経伝達物質過剰放出↓→鎮痛作用発現
英国立医療技術評価機構(NICE)、国際疼痛学会(IASP)等、海外の各ガイドラインで第一選択薬となっている
投与1週目から速やかに効果発現
長期投与しても効果が持続(海外データでは312週までデータあり)
服用中止すると疼痛は再発するが、まれに痛みがひいたままの患者もいる
当面の適応は帯状疱疹後神経痛のみだが、今年末には頭痛や腰痛を含めた神経因性疼痛(NSAIDs無効例)全般に適応を拡大申請する予定
患者の印象、医師の印象ともに150mg/dayで効果発現し300mg/dayで頭打ち→維持用量は150〜300mg/day、増減は1週間以上かける
最大用量は600mg/dayで、いずれも2×投与→倍量投与の餌食…(゚д゚)
主な副作用はめまい、傾眠、浮腫
一包化n.p.
脱カプセルはデータなし