日本2−1ナイジェリア

ヤングなでしこU-20W杯3位決定戦。
組織としての動きはそこそこに、フィジカルで押してくる相手にフル代表同様の組織的な動きで立ち向かう展開。
特にCBの高木、ボランチの藤田や猶本、ウィングの田中美、途中から入ったトップ下の柴田なんかはそのお手本。


ただ先制点は田中陽のスーパーミドル。
男子の試合でもなかなかお目にかかれない弾丸シュート、それもほとんど無回転のシュートが相手GKの手を弾き飛ばして突き刺さった。
その後も田中陽はそれこそ男子フル代表の本田ばりのキープ力を見せ、随所で圧倒的な個の力を見せていたのが印象的。
途中から柴田が入ってポジションを左に移してからはその存在感が薄れてしまったのが残念。


もう一人印象に残ったのは飛び級召集のCB土光。
こちらは読みとカバーリングの正確さがすごかった。
彼女の働きで何回ナイジェリアの攻撃の芽を摘んだのかと。*1
相手のFWはナイジェリアのフル代表を兼任するような実力者だというのに、これでまだ16歳だというのだから将来に期待してしまいますな。

*1:1度致命的なミスパスもあったが。