オメプラゾール添付文書改訂

併用注意にオメプラゾールを追記。本剤は主に肝臓のチトクロームP450系薬物代謝酵素CYP2C19で代謝されるため、本剤と同じ代謝酵素代謝される薬物の代謝、排泄を遅延させるおそれがある。
同じくエルロチニブを追記。本剤の胃酸分泌抑制作用によりこれらの薬剤の溶解性が低下し、吸収が低下することがある。
同じくセイヨウオトギリソウ(SJW)を追記。本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがある。
同じくMTXを追記。メトトレキサートの血中濃度が上昇することがある。 高用量のメトトレキサートを投与する場合は、 一時的に本剤の投与を中止することを考慮すること。機序不明。


その他の副作用として顕微鏡的大腸炎(collagenous colitis, lymphocytic colitis)を追記。頻度不明。