イリボー錠添付文書改訂

女性にも適応拡大。
用量は通常量、上限量ともに男性の半分。
女性では男性に比べ便秘及び硬便の発現率が高いため注意すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立されていない。]
授乳中の婦人に投与する場合には授乳を中止させること。[ラットにおいて乳汁中への移行が報告されている。]
本剤2.5μgを1日1回、朝食前に経口投与したときの結果は、主要評価項目である過敏性腸症候群症状の全般改善効果の最終時点における月間レスポンダー率に関して、本剤2.5μg群はプラセボ群を上回り有意な差が認められた。また、臨床検査値異常を含む副作用発現症例は本剤2.5μg群で292例中95例(32.5%)、プラセボ群で284例中50例(17.6%)であり、女性では男性に比べ副作用発現率が高く、本剤2.5μg群で発現率10%以上の副作用は便秘及び硬便であった
その他の副作用として倦怠感、LDH上昇、血中尿素増加を追記。0.1%未満。