エブトール錠添付文書改訂

適応菌種にマイコを追加し、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス (MAC) 症を含む非結核性抗酸菌症を適応追加。
結核及びその他の結核症に対する本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
本剤をMAC症を含む非結核性抗酸菌症に使用する際には、投与開始時期、投与期間、併用薬等について国内外の各種学会ガイドライン等、最新の情報を参考にし、投与すること。
MAC症を含む非結核性抗酸菌症に用いる場合、30kg以上で500mg、40kg以上で625mg、50kg以上で750mgを目安に1×朝N投与*1とする。


視力障害の副作用は発見が遅れ高度に進行すると非可逆的になることがあるので、視力検査等を定期的に行うこと。
重大な副作用として中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis: TEN)を追記。

*1:結核及びその他の結核症では1日量をもう少し増量して2×投与。