PPI添付文書改訂

海外における複数の観察研究で、プロトンポンプインヒビターによる治療において骨粗鬆症に伴う股関節骨折、手関節骨折、脊椎骨折のリスク増加が報告されている。特に、高用量及び長期間(1年以上)の治療を受けた患者で、骨折のリスクが増加した。

全PPI共通改訂。
ただし、対象から既存骨折(+)の患者を除くと有意差がつかないらしい。
また、逆流性食道炎患者ではCaやVit.Dを食事から十分量摂ることが難しくなるため、こういうケースでPPIを長期使用した場合に骨折リスクがどうなるのかは議論のあるところだと武田(→タケプロン)・エーザイ(→パリエット)の両MRさんが口をそろえて話していった。