M城卒後講座1:双極性障害

GWでげっそり疲れてるのに、出勤時よりも早朝から行ってきた。
講義前のDVDは診察時のコミュニケーション論。
講師役の名郷先生はどこかで聞いたことあるなぁと思ったが、オイラも本を持っていた。

EBMで有名な先生でしたね。


1コマ目は双極性障害をテーマに名大精神科の尾崎先生。
専門医らしく現状とエビデンス、双方を踏まえた身になるお話でした。
DSM−IVに沿って双極性障害や大うつ病、躁病の診断を下す際に患者にどのようにインタビューを行うか、それぞれの薬剤の用量や効果、副作用等も大変整理されて分かりやすいお話でした。
精神系疾患の患者さんにオープンエンドクエスチョンを多用しすぎるとにっちもさっちも行かなくなるというのは直前まで流れていた名郷先生のDVDを上手に踏まえられたお話。


2コマ目はコミュニケーション論を岐大の藤崎先生。
ぶっちゃけトークだらけで親しみやすいのですが、ちとぶっちゃけすぎて中身がなかなか進まない。
中身自体もほとんどが種々のコミュニケーション研修でやったことの復習なので退屈。
この手の内容は講義で仕入れた知識をどれだけ実戦で練習して身につけられるかがミソで、その点については藤崎先生も仰っていた。
果たして会場の薬剤師達のどれだけが明日からの業務に反映するかに藤崎先生の御苦労が報われるかどうかかかっています。