ネシーナ錠添付文書改訂

SU剤とBG剤との併用療法を追加承認。

食事療法、運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤、スルホニルウレア系薬剤又はビグアナイド系薬剤を投与するも血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者を対象にアログリプチンを12週間投与(1日1回朝食前)した二重盲検比較試験の結果、HbA1Cの投与前からの変化量において、アログリプチン25mg併用投与群は対照群であるα-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤、スルホニルウレア系薬剤又はビグアナイド系薬剤単独投与群と比べ有意な差が認められた。
上記の二重盲検比較試験に参加した患者を対象にアログリプチンとして25mgを同一用法にて52週間投与した結果、HbA1Cの投与前からの変化量(平均値±標準偏差)はα-グルコシダーゼ阻害剤併用群(105例)で-0.89±0.66%、チアゾリジン系薬剤併用群(165例)で-0.65±0.66%、スルホニルウレア系薬剤併用群(152例)で-0.58±0.79%、ビグアナイド系薬剤併用群(145例)で-0.58±0.78%であり、安定した血糖コントロールが得られた。