ナスカ→リマ

お昼にボックスランチをホテルからいただいて、リマへ向かって出発。
まずはセスナの発着場近くにあるミラドール(展望台)で、セスナよりも近い視点で地上絵を観察。
「木」と「手」の地上絵が見られるのだけど、高さ20m程の展望台からだと一本一本の線がどのように描かれているかもよく分かる。
周囲をよく見渡すとあちこちで砂嵐が巻き起こっていて、きちんと保護しないと地上絵がどんどん消えていってしまうことが実感できる。
とはいってもナスカ時代から数百年たった現代に無事に発見されたのだから、これは奇跡的だといっても言い過ぎではないだろう。


ナスカ出発から約2時間してイカの街へ。
この辺りを境に、周囲の砂漠がゴツゴツとした岩の砂漠からサラサラとした砂の砂漠に変わる。
砂山にはスノーボーダーならぬサンドボーダーがいるそうで。
昼間では暑すぎるので夕方によくいるらしい。


3時間半で行きにトイレ休憩を取ったチンチャ村に到着。
行きと同じレストランでトイレ休憩をして「ガイドさんがお母さんにお土産頼まれたから」という理由で村のワイン屋さんへ。
安くて美味しいというので自分達用にも一本買ってみた。


20:00 予定より30分遅れでリマに到着。
そもそも出発が1時間遅れだったり、途中ワイン買ったりしてたにしては早い到着。
夕食はレストラン「セントーヤ」にて。
1品目はセビチェ。
生魚、というと聞こえが良くないが、要するにマリネ。
添えてあるジャイアントコーンやカボチャの甘味がホッとする(*´ー`)
2品目はスペイン風パエリヤ。
オイスターソースがこれまた美味。
ラストはフルーツ盛り合わせ。
バナナ、オレンジ、マンゴーでご馳走様でした。


21:30 リマ国際空港にチェックイン。
「この荷物は誰のものだ!」「荷物を詰めたのは誰だ!」「誰かからもらったものは入っているか!」と立て続けに質問された。
「ヤクか!ヤクのことを聞いているのか!コカキャンディが危ない!」
と思ったら、どうやら家電品やブランド品のパチモンをチェックしていたようだ。


空港では、残った$50でお土産を購入。
何箇所かはお土産の量を減らしたりさせていただいて、まさにギリギリ。
さらに残った小銭でアンティクーチョに挑戦。
地球の歩き方」や「ナスカの壺」に出てきたペルーの名物料理だそうなんだが、ツアー中に一度も出てこなくて。
ガイドさんいわく道端の屋台なんかで売られていることが多い料理なので、こういうツアーにはあんまり出てこないんだと。
空港内のParados Chickenというファストフードに置いてあるのを発見できてよかった。
Chicken屋さんなんだが、アンティクーチョは牛のハツの串焼き。
これだけ単品で買って、カウンターの姉ちゃんが渋い顔したのをオイラは覚えておる。
ソースはサワークリームピリ辛タルタルソースがついてきて、ハツの臭みもなくて大変美味でした。


23:40 空港税、セキュリティチェックを経て出国審査通過。
コカキャンディを指さして大丈夫かと聞いたが、npだった(゚∀゚)b