薬食審部会、GLP−1受容体作動薬など10品目の承認了承

厚生労働省の薬事・食品衛生審議会(薬食審)医薬品第1部会は26日、日本イーライリリーが申請している2型糖尿病治療薬「バイエッタ」など11品目を審議、10品目の承認を了承した。武田薬品工業の糖尿病薬「リオベル配合錠」は継続審議となった。了承された10品目は1カ月後をめどに開催される薬事分科会での報告か審議を経て、厚労省から承認される見通し。


10品目のうち新有効成分含有医薬品はバイエッタをはじめ、ヤンセンファーマ統合失調症薬「インヴェガ」、グラクソ・スミスクラインの慢性特発性血小板減少性紫斑病薬「レボレード」、日本メジフィジックス放射線セシウム体内汚染軽減薬「ラディオガルダーゼ」の計4品目。


バイエッタはノボ ノルディスク ファーマが6月に発売した「ビクトーザ」と同じGLP−1受容体作動薬。レボレードは新規作用機序のトロンボポエチン受容体作動薬で、10品目のうち同薬のみが薬事分科会で審議扱いとなる。


リオベルは武田薬品のチアゾリジン系糖尿病薬「アクトス」と、同社が6月に新発売したDPP4阻害剤「ネシーナ」との配合剤。部会で承認了承への異議が上がり、厚労省が配合剤に対するスタンスとリオベルの位置づけを次回以降の部会で示す。同省では「過去に認めた合剤を否定するものではなく、DPP−4阻害剤は新しいので、どこに位置付けるかだ」と継続審議の理由を説明している。
2010.09.01 化学工業日報社

米国での話ではバイエッタ1日2回注射なのか…(´Д`;)
そんなの使いたくないなぁ。
そして武田。ネシーナの配合剤は早すぎるだろ(´Д`;)
まだネシーナ発売してから3ヶ月だぞ…