ワーファリン錠添付文書改訂*8

併用注意にものっそいたくさん追記。
チオバルビツール酸系薬剤(フェノバルビタール等)→ＣＹＰ誘導による本剤の薬効減弱
エトトイン→相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進し、本剤が相手薬剤の肝代謝を阻害して相互に作用増強。
メロキシカム、ロルノキシカム→相手薬剤がＣＹＰ２Ｃ９を阻害し、本剤の肝代謝を阻害、相手薬剤の血小板凝集阻害作用、相手薬剤による本剤の血漿蛋白からの遊離を促進等により本剤の作用増強
インドメタシンファルネシル、エトドラク、ジクロフェナクナトリウム、テノキシカム、ナブメトン、ナプロキセン、モフェゾラク、ロキソプロフェンナトリウム水和物→メロキシカムと同様だがＣＹＰ２Ｃ９に対する作用はなし
アミトリプチン塩酸塩等→本剤の肝薬物代謝酵素を阻害し、本剤の作用を増強
プレドニゾロン等→相手薬剤が血液凝固能を亢進させ、本剤の作用を減弱する
レボチロキシンナトリウム水和物等→甲状腺機能低下症の患者に相手薬剤を投与し甲状腺機能が正常化すると血液凝固能が低下し、見かけ上本剤の作用が増強することがある
チアマゾール等→チラーヂンの逆
ナンドロロンデカン酸エステル等、トリベノシド、リドカイン、→本剤の作用増強。機序不明
男性ホルモン(メチルテストステロン等)→相手薬剤がビタミンK依存性凝固因子の合成抑制あるいは分解を促進し、本剤の作用を増強する
ダルテパリンナトリウム、ダナパロイドナトリウム→相互に抗凝固作用、出血傾向を増強
アスピリン→相手薬剤の血小板凝集抑制、相手薬剤が本剤の血漿蛋白からの遊離を促進することにより、本剤の作用増強
アルテプラーゼ、モンテプラーゼ→相手薬剤のフィブリン溶解作用により、相互に作用増強
グリベンクラミド、グリメピリド→相互に肝代謝を抑制し、相互に作用増強。低血糖注意