カデュエットきちゃったよ

高血圧症と高コレステロール血症の治療を一錠で可能にした 世界初の異なる疾患の配合剤 「カデュエット配合錠」の製造販売承認を取得*1

ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岩崎博充、資本金:648億円)は、2009年7月7日(火)、高血圧症、高コレステロール血症治療薬「カデュエット配合錠」(一般名:アムロジピンベシル酸塩・アトルバスタチンカルシウム水和物配合剤)の製造販売承認を取得しました。
高血圧症と高コレステロール血症の併発は、脳・心血管疾患の発症リスクを一層高めることが知られており、カデュエット配合錠は、1日1回経口投与で、高血圧症と高コレステロール血症を世界で初めて1錠で治療できる薬剤です。また、本剤は服薬アドヒアランスの向上ならびに持続的かつ安定した血圧・LDLコレステロール低下作用を実現します。
カデュエットは、高血圧症治療のスタンダードドラッグであるアムロジピン(製品名:ノルバスク)と高コレステロール血症治療のスタンダードドラッグであるアトルバスタチン(製品名:リピトール)を配合した経口治療剤です。
(中略)
生活習慣病の治療は長期間にわたるため、医師の指示通り服薬しなかったり、治療を途中で止めてしまったりする事も散見されます。高血圧症と高コレステロール血症の薬物療法を始めた患者さんで1年後に指示通りに治療を実践していたのは40%程度というデータ(*1)もあります。服薬アドヒアランス、すなわち服薬の遵守率が低いと、血圧やコレステロールのコントロールが不十分となり、心血管疾患のリスクが高まります。
カデュエットは、こうした問題を解決するために、医療現場で最も汎用されている高血圧症治療剤と高コレステロール血症治療剤を配合して、一錠で双方の治療を可能にした初めての薬剤です。高血圧症と高コレステロール血症を2剤で治療する場合よりもカデュエット1剤で治療した場合の服薬アドヒアランスは有意に改善するため、異なる疾患の配合錠は大きなメリットがあるといえます。(*2)
カデュエットは、アムロジピンとアトルバスタチンという異なる薬効成分を各2種類の用量に組み合わせた4剤型があるため、血圧、コレステロールの程度に応じた剤型を選択することが可能です。また、それぞれの剤型は、容易に識別できるように異なる形にしています。
*1: Chapman,R.H et al.:Arch. Intern.Med. 165(10):1147,2005より
*2: Bimal, V.P. et al.:Vasc.Health. Risk.Manag. 4(3):1,2008より
(中略)
【剤型】 カデュエット配合錠1番(アムロジピン2.5mg /アトルバスタチン 5mg)
カデュエット配合錠2番(アムロジピン2.5mg /アトルバスタチン10mg)
カデュエット配合錠3番(アムロジピン 5mg /アトルバスタチン 5mg)
カデュエット配合錠4番(アムロジピン 5mg /アトルバスタチン10mg)
以上

もうね、大概にしろと。
こんな分かりにくい規格構成にしやがって、処方ミス、調剤ミスを誘発するのは目に見えてるじゃないか。
安全性を犠牲にするほどアドヒアランスの改善を望めるんだろうか。
もっと分かりやすい名前にすればいいのに。
「リピ2.5mgノル5mg配合錠」とか。
合剤なんか作る暇があったら全部口腔内崩壊錠にすればいいんだよ。
粉砕して混合調剤とか簡易懸濁法とかしやすいようにな。