デパケン添付文書改訂*9

併用禁忌にテビペネム ピボキシル(オラペネム)を追記。
バルプロ酸血中濃度が低下しててんかん発作が再発することがあるため。


その他の注意に以下の文章を追記。(全抗てんかん薬の改訂に共通だと思われる)

海外で実施された本剤を含む複数の抗てんかん薬における、てんかん精神疾患等を対象とした199のプラセボ対照臨床試験の検討結果において、自殺念慮及び自殺企図の発現のリスクが、抗てんかん薬の服用群でプラセボ群と比較して約2倍高く(抗てんかん薬服用群:0.43%、プラセボ群:0.24%)、抗てんかん薬の服用群では、プラセボ群と比べ1000人あたり1.9人多いと計算された(95%信頼区間:0.6-3.9)。また、てんかん患者のサブグループでは、プラセボ群と比べ1000人あたり2.4人多いと計算されている。