ルジオミール錠添付文書改訂*7

重要な注意にいつものアレが追記。

うつ病の患者では、自殺企図の危険が伴うため、注意すること。また、自殺目的での過量服用を防ぐため、自殺傾向が認められる患者に処方する場合には、1回分の処方日数を最小限にとどめること。
投与量の急激な減少ないし投与の中止により、嘔気、頭痛、けん怠感、易刺激性、情動不安、睡眠障害、筋攣縮等の離脱症状があらわれることがある。投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。


抗コリン作用がピロカルピンの作用を拮抗、減弱することがあるため併用注意に。
抗コリン作用が増強されることがあるためレボメプロマジン等のフェノチアジン誘導体およびアトロピンが併用注意に。
本剤の肝臓での酸化的代謝を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させることがあるためリスペリドンおよびSSRIキニジンが併用注意に。


重大な副作用に以下のものが追記。

てんかん(0.1〜5%)
麻痺性イレウス(0.1%未満)
Stevens-Johnson症候群、無顆粒球症(頻度不明)


その他の副作用には以下のものが追記。

体重増加(0.1%未満)
緑内障尿閉、血小板減少、乳汁漏出(頻度不明)


妊婦への注意で

三環系抗うつ剤で、新生児に呼吸困難、嗜眠、チアノーゼ、興奮性、低血圧、高血圧、痙攣、筋痙縮、振戦等の離脱症状を起こしたとの報告がある。

との記載が追記。


過量投与の項には意識障害、伝導障害、ショック、心不全、非常にまれにQT延長、トルサード・ド・ポアン、心停止が追記。


最後、その他の注意に以下の記載が追記。

本剤投与中にコンタクトレンズを使用している場合、角膜上皮の障害があらわれるおそれがある。〔本剤は抗コリン作用があり、涙液分泌を減少させるため。〕