アナフラニール添付文書改訂*4

自殺の恐れがあるためうつ病患者への投与は最小限にとどめることとの注意が追記。


ピロカルピン*1との併用はお互いの薬理作用が拮抗するため併用注意。
カルバマゼピン*2、リファンピシン*3等のCYP誘導により本剤の薬効が減弱することがあるため併用注意。
テルビナフィン*4のCYP2D6阻害により本剤の代謝が阻害されることがあるため併用注意。
アンプレナビル*5は本剤の代謝を競合的に阻害することがあるため併用注意。


重大な副作用にてんかん発作、汎血球減少、無顆粒球症、麻痺性イレウスが追記。
その他の副作用に緑内障尿閉、脱毛、乳汁漏出、体重増加が追記。*6
過量投与時の症状として意識障害、QT延長、トルサドポアントが追記。

*1:製品名:サラジェン等

*2:製品名:テグレトール

*3:製品名:リマクタン等

*4:製品名:ラミシール

*5:製品名:レクシヴァ等

*6:いずれも頻度不明