アルダクトンＡ添付文書改訂*1

高Ｋ血症がらみでアジソン病患者が投与禁忌に、高齢者と肝障害患者が慎重投与に。
また母乳中への移行があるので授乳婦には有益性投与に。
塩化アンモニウム、コレスチラミンとの相加・相乗作用により代謝性アシドーシスをきたすとの報告あり。
その他に副作用として乳房腫瘤、乳房痛、掻痒、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇、白血球減少、血小板減少が追記。*1
また、過量投与の項が新設され「本剤の過量投与により悪心、嘔吐、傾眠状態、精神錯乱、斑状丘疹、紅斑、下痢、電解質失調、脱水」等の症状を起こした場合は「本剤の投与を中止し、食事を含むカリウムの摂取を制限すること」とされた。

*1:いずれも頻度不明