タテマエ

nohmin2004-08-06

新人にもっとも大切な言葉は「納得」だと悟りけり。


第1に、圧倒的に足りない薬学的知識を覚える際、やはり作用機序や処方意図が納得して理解できているかどうかが記憶速度に大きな影響を与えることは疑いようがない。
第2に、社内の内規がどのような理由で決められているか、ここに納得できていないと業務に支障が出てくる。
第3に、患者さんの言葉と処方薬剤との関係に納得できるかどうか。これができなければ疑義照会を行うことになる。
最後に、一番ばかばかしいけれど一番日々の生活に影響するのは、店舗独自の風習にどこまで納得できるか。


合理性と非合理性、保守と改革。
自分の中でどこまで許容し、納得し、我慢するか。
一年目においてこれを改革側にシフトするのは容易ではなく得策でもない。
しかし一年目を我慢したからといって、二年目以降に新たな一年生に同じ非合理性を押し付けるのもばかげている。
こう思う人が多い、またはトップが強くそう思えばその店舗は変わっていくだろうし、少なければ変わらないのだろう。


あえて書くが、今の店舗が悪いという話ではない。
今の店舗と前の店舗、2店しか経験していないわけだが、それぞれに良い点があり悪い点があり。
トップに関しても同じ。
どちらの店長の言い分にも、強くうなづける部分と「おや?」と思う部分がある。
でも組織全体としては、そうでなくてはならないのだろう。
みんな同じ思考だと組織の停滞は目の前である。