銃姫 5  ★★★★☆

今年46冊目。

「しかし残ったイズーは、おまえとはあわなさそうだ。彼はなんといってもオタクだ」
「オタクに偏見を持つのはよくありません、父上」(p.21)

高殿さんがやりたい放題やってる短編集。
特に1話目の「絢爛豪華武闘祭」は楽しく書かれたんだろうなー。
間違いないね。


一転して二話目の「星の数は数えられない」は少年が青年になるある日を描いた、誰もが通る道。
最終話「ホーム スイートホーム」は軽いノリで始まるけれども話の進行とともにシリアス要素が増えてきて、そのままエンディングに至る。
これで作品の雰囲気を元に戻して「第6巻へ続く」ってことすかね。