タリオン錠添付文書改訂

7歳以上の小児にも適応拡大。用法用量は成人と一緒( ゚Д゚)
小児(7〜15歳)を対象とした4試験の統合解析の結果、眠気の副作用発現頻度はプラセボ群で0.3%(1/395)、本剤20mg/日投与群で0.8%(5/615)であった。
小児(7〜15歳)を対象とした投与2週間の二重盲検比較試験において、本剤20mg/日(1回10mg、1日2回)群及びプラセボ群における鼻の3主徴(くしゃみ発作、鼻汁、鼻閉)合計スコア(最終評価時)のベースラインからの変化量(平均値±標準偏差)はそれぞれ−1.587±1.332及び−1.102±1.462であり、共分散分析(投与群を因子、投与前スコアを共変量)の結果、本剤20mg/日のプラセボに対する優越性が検証された(p<0.001)。
また、小児(7〜15歳)の投与12週間の長期投与試験(非盲検)において、本剤20mg/日(1回10mg、1日2回)の鼻の3主徴(くしゃみ発作、鼻汁、鼻閉)合計スコアのベースラインからの変化量(平均値±標準偏差)は投与2週時−0.943±1.549、投与4週時−1.388±1.465、投与12週時−1.451±1.707であった。
小児(7〜15歳)を対象とした投与2週間の二重盲検比較試験において、本剤20mg/日(1回10mg、1日2回)群及びケトチフェンフマル酸塩群におけるそう痒スコア(最終評価時)のベースラインからの変化量(平均値±標準偏差)はそれぞれ−0.674±0.723及び−0.634±0.762であり、共分散分析(投与群を因子、投与前スコアを共変量)の結果、本剤20mg/日のケトチフェンフマル酸塩ドライシロップに対する非劣性が検証された(スコア変化量の調整済平均値の群間差の95%信頼区間上限が0.4以下)。
その他の副作用として白血球数増加、白血球数減少、めまい(以上、0.1%未満)、便秘、排尿困難、尿閉、味覚異常(以上、頻度不明)を追記。