たまこ爆誕

nohmin2015-05-24

24:05 妻ちゃん「お腹が弾けそう」
ナースコールするか悩んでいたのでおいらがコールボタンをポチリ。
24:10 分娩室へ移動。
看護師さんや助産師さん、産婦人科の先生に小児科の先生や保育器などがバタバタと分娩室へ入っていく。
なかなか中へ呼ばれないので立ち合い出産希望であることを忘れられていないか心配しながらソワソワと待つ。
自分の感覚では15分以上待たされていたように感じたが、あとで時間を確認するとものの数分だったようだ。


分娩室の扉が開いて「だんなさん中へ入って!もう生まれちゃう!」
へ!?
手洗いも省略して慌てて入ると、分娩台にも移動していない妻ちゃんから、既にたまこの頭が出てきている。
そしてそのままずるりと両手と体が出てきて、慌てて写真をパシャリ。
足まで一気に出てきてスタッフの方が一気にへその緒を切断、産声らしきものが一声だけ聞こえた。
ほっと一安心している間に小児科の先生のところへまわされるたまこ。
「お父さんもこちらへどうぞ」とのことなので妻ちゃんは産婦人科の皆様にお任せしてたまこのところへ。
すぐに酸素マスクをあてられて処置を受けるたまこ。
気づくと体全体が赤っぽくなっていた。
そういえばさっきまでは全身が土気色だったことにこの時気づいた。
どうやら無事に全身に酸素が行き渡ったみたいで、ほっとする。
気管支挿管や経鼻チューブ挿入を嫌がって手でチューブを払おうとしたりする仕草を見て、手足も障害なく動かせそうだなーといちいち安心する。


妻ちゃんの方も胎盤の娩出が終わったらしい。
チラリと胎盤が置いてあるのを見たけど、やっぱりたぼんの時よりも胎盤も小さいなー。
ここまでで先生たちも一旦一山超えたみたいで、誕生時刻の確認。
24時20分、たまこ爆誕です!*1

って、分娩室に移動してから10分かよ!
早い、早すぎる。でも長く感じたー。
妻ちゃんにとっては朝の出血からずっと続く痛みでもっと長い一日だったことでしょう。
たまこがNICUに移動する前に、先生が一旦保育器から出してくれたので妻ちゃんも分娩室内でたまことご対面。
プルプルする手でたまこに触ってましたよ。
お疲れ様でしたー。


ま、俺たちの戦いはこれからだ、なんだけどね。

*1:あとで聞いたところによれば体重は1520g。ギリギリで通常の低出生体重児、です。