バルトレックス顆粒50%添付文書改訂

造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制を適応追加
通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。
また、各適応に小児の適応も追加。25mg/kgを2〜3×投与。
国内において実施された成人及び小児造血幹細胞移植患者を対象とした本剤の非対照非盲検試験(計11施設、40例)の結果(臨床効果)は以下のとおりである(錠剤及び顆粒剤の成績)。
成人には本剤を1回500mg1日2回、小児には1回25mg/kg1日2回(1回最高用量は500mg)、造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日までの計43日間投与することにより、投与期間中の単純疱疹の発症を認めなかった。


その他の副作用として排尿困難(0.5%未満)を追記。


In vitroにおいて、本剤の活性代謝物であるアシクロビルは、OAT1又はOAT2、MATE1及びMATE2-Kの基質であった。