なでしこ5−0ガーナ

中国でのアジア大会前哨戦。
FW増矢、DF臼井が初代表。
どちらも安定したプレーをしていたように思う。特に増矢さんはシュートも打ってるしパスもいいものを出していたし、ポストプレーもできていた。今後も続けて代表定着してほしいところ。
その他のメンバーもキレキレの宮間を筆頭にダイレクトプレーが多く、いい時のなでしこのプレーができていた。DF時の寄せもフォローも早かった。
北原、長船の最終ラインからのビルドアップも全く問題なく、「男子の最終ラインも見習えよ」とか思ってしまったよ。
後半に入って5人一度にメンバー交代した後は、ガーナがハーフタイムで立て直したせいか、あるいはなでしこの前への速度が落ちたせいか、はたまた一部の選手が持ちすぎたせいか、攻撃の連動性が消滅した。
前線が停滞したせいか中盤のダイレクトプレーやサイドチェンジも減った印象。
期待の猶本もボールに絡めばいいものがあったけれども、消えている時間が長かった印象。
前線ではJEF-Lの菅澤が孤軍奮闘してあちこちに顔を出して頑張っていたけれども、周囲と連動せず。
結局前半5−0、後半0−0の全く別のチームの試合になってしまった。
試合後の監督インタビューでは、その辺りをあれこれ言われて後半の選手が批判されるのを避けようとしたのか、一人で勝手に進行して強引に一本締めでインタビューを占めた佐々木監督が漢すぎた。かっこえぇ。