ドイツ1−0アルゼンチン

とうとうW杯2014も決勝。
凄まじい破壊力を秘めた連携でブラジルを粉砕したドイツと、スコアレスの120分からPK戦の末にオランダを撃破したアルゼンチンの試合は、後者の試合のような展開で進む。
ドイツの連携をうまく封じ込めてしっかり守り、攻めるときはメッシを経由してしっかりスイッチをon/offしたアルゼンチン。
しかしドイツも守備範囲が異様に広いノイアーを中心にゴールを割らせず、試合はまたも延長戦*1へ。
試合を決めたのは後半終了間際から投入されていたゲッツェ
レーブ監督の采配が的中した形で「やっぱり強いチームは監督もすごい」のか「強いチームは監督の采配をきちんといかすもの」なのか。
4年間で一度も見たことのなかったパワープレーをW杯本番で試したザック采配を思ってしまったよ。
またゲッツェに関しては「ドルトムント時代の香川の同僚だなー。随分と輝きに差がついてしまったものだ」なんて感じも受けたんだけど、それを寂しいとは感じなくて「ゲッツェを操っていた香川すげぇな」と弱小っぽい喜びにひたってしまったよ。
そのゲッツェの「気づいたら、どういうわけかボールがネットを揺らしていたよ」という試合後のコメントが優勝の喜びをすごく爽やかに表していて好印象だった。
ドイツの人たち優勝おめでとー!

*1:この大会は延長戦が多かったなー。決勝トーナメント16試合中8試合は延長戦。さらに、うち4試合はPK戦。