薬局 7月号

やっと7月号読了ですよ。薬関係25冊目。

薬局 2013年 07月号 [雑誌]

薬局 2013年 07月号 [雑誌]

特集は「薬学研究のススメ」と「エビデンスを「使う」技術」の2本立て。
要するにこれからの薬剤師はエビデンスを「作って」「使う」ことが必要ですよという内容。
色んなところで言われるようになってる内容ですよね。
分かりやすいところでは調剤報酬改定の議論の場で、支払い側委員から「その点数をつけるに値する活動をしているというエビデンスはあるんですか」と突かれたりしてますわね。
もうまさに仰る通り。
仰る通りなんだけど、調剤薬局は基本的に処方箋を受けてから業務がスタートするので、自分の裁量で変えられるステータスが少ない上に、客観的な結果となる検査値なんかも患者から聞きだすしかないわけで、そこに伝聞を介してしまうためにボヤけてしまうことが多く、なかなかきちんとしたエビデンスとやらを構築できるという発想に至りにくい。
まぁもっとも、そうした発想自体がプチドクターでしかないかもしれないわけで、薬剤師としての業務をきちんと自分達で評価することを求められているのだから、そうした評価を行うための今までにない軸を求められているのかもしれないなぁ。