なでしこ2−4ドイツ

ドイツが立ち上がりからかなり飛ばして入ってきて、なでしこのお株を奪うかのような絶妙な距離感でダイレクトパスをつないできた。プレッシャーも二人三人と連携してかけてきていて、押せ押せの間に先制点。あのシュートはもう「ここしかない」という素晴らしいコースで、GK福元としてもあれは止められないよね。
30分辺りからはドイツの運動量がおちてきてなでしこのボールがつながりだし、大儀見のポストプレーから大野が力強く決めて同点。
あの流れの中できっちり決めてみせるところは強豪国としての格というものを感じた。序盤は曖昧だった「スペースを埋める」のか「人を潰す」のかの判断も、前半の間に修正してしまったというのはほんとにすごい。
「これは後半期待できるなー」と思っていた矢先の開始30秒、正面から突破されてPKを献上、きっちり決められて1−2。なんだこれ、男子のコンフェデみたいだ(´Д`;)
しかし17分には宮間の直接FKのポストからの跳ね返りを大儀見がねじ込んで同点。あの反応は素晴らしかった。W杯後の大儀見の成長ってのは大きいよね。オーラが出てきた。
試合は最後まで両チームとも集中を保った好ゲームだったけど、40分を過ぎてから立て続けに失点して2−4の敗戦。
うーむ、ドイツ相変わらず強ぇわー。