Rp.秋号
薬関係7冊目。
- 出版社/メーカー: 南山堂
- 発売日: 2012/09/29
- メディア: 雑誌
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Rp.にしては珍しく、2010年夏号でやったばかりの認知症を再びとりあげた。
当時はアリセプト一択、せいぜい抑肝散が併用できるくらいしか選択肢がなかったところへレミニール、イクセロン、メマリーと3つの薬が増えたおかげで治療の幅が広がったということなんだろうけども、この新規認知症治療薬、他の雑誌でもやたらと登場頻度が高い。
メマリーはともかくレミニールとイクセロンなんかは同一作用機序だというのにこのフィーバーっぷりはなんだろう。裏に何かあるのでは?といぶかしく思ってしまう。
特に今号はこの4剤の違いにほとんどのページを割いていて、ここまでするよりもBPSDへの抗精神病薬や漢方薬の適用なんかにも触れた方が良かったのではないか?
「アルツハイマー型認知症」というテーマの割にBPSDにほとんど触れないってのはどうなんだろか…