この本がすごい2012 by 俺
去年に引き続き選んでみる。
選考対象は俺が今年読んだ本。*1
- マンガ部門
1.ひらけ駒!
- 作者: 南 Q太
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/21
- メディア: コミック
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ハチワンダイバーや月下の棋士のような濃くて
母親の方は息子の応援から始まって詰将棋や将棋教室でのお付き合いを通じて将棋の楽しさを表現しつつ女流将棋の世界を紹介。
息子の方は将棋教室での大会なんかを通してアマの昇段の話や研究会、奨励会への入会の話を紹介してます。
全く固い話はなく、ほんわかほんわかしてて、なんだか分からなくても将棋を指したくなるような作品。
ほんわかしてるのは3月のライオンも同様ですが、あちらはあくまでプロ棋士の話で、自分と将棋とのの接点は見出しにくいのですが、町の将棋教室なんかを舞台にしてる分だけこちらは自分もやってみようかと思わせてしまうのがすごいところ。
実際うちの妻ちゃんが将棋教えてほしいなんて言いだしました(*´ー`)
もっともオイラも駒の動かし方を知ってる程度で、教えるなんてことはできないんだけどさ。
2.となりの関くん
- 作者: 森繁拓真
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2011/04/23
- メディア: コミック
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ただその遊びのレベルがおかしいことになってる。
その遊びに惹きこまれてしまう横井さんのハラハラ感が絶妙で授業中にこっそり遊んでいる感じがよく描けていて、読んでるこちらまで息をひそめてしまう。
会議中に読んだりしちゃダメw
- 作者: 冨樫義博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/12/28
- メディア: コミック
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本誌ではたまにしか読めないので分かりにくかった話が、続けて読んでみるとほんとにすごい。
今アニメでやってるオークション編も、次のGI編も、そしてその次のキメラアント編も、いくつかの話が同時進行して絡みあい、収束していく様はお見事としか言いようがない。
特にキメラアント編で自分がネフェルピトーにあれほど強く魅かれてしまうとは思わなかった。王が人間性を獲得していく描写もすごい。この王に、この臣下が築く国なら見てみたい*2とまで思わされてしまうほど魅力的なキャラ達でした。
4.アゲイン!!
- 作者: 久保ミツロウ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/04/17
- メディア: コミック
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その金ちゃんの奇抜な発想が面白かった合同応援編が終わって一ヤマ越えてしまったかなと思っていたら、ヒロ君がアゲインした辺りからまた怪しい魅力が爆発。
もっと人気が出てもいい作品だと思うんだけどなー。
5.SOUL EATER
- 作者: 大久保篤
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2012/02/22
- メディア: コミック
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クールで独特な世界観が素敵。
BDFFでも大久保先生がデザインしたヴァルキリーは絵師さん達を悩ませたようですよw
- 活字部門
1.下町ロケット
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/11/24
- メディア: ハードカバー
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読むと元気になる。やってやろうじゃないの!って思える。
…来年も頑張ろう。
- 作者: 森見登美彦,くまおり 純
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/05/29
- メディア: 単行本
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現実から離れて本の世界で癒される。
こういう話があるから読書は面白い。
3.ラブ・ケミストリー
- 作者: 喜多喜久
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2011/03/04
- メディア: 単行本
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勢いもあるので一気に読めちゃう。
4.折れた竜骨
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2010/11/27
- メディア: 単行本
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本の厚さと2段組の文字密度にひるまず読み始められれば、あとはギュギュッと引き込まれて苦もなく読めちゃう。
5.ケルベロスの肖像
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/07/06
- メディア: 単行本
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田口白鳥シリーズの最終章にこんなの持ってくるとはw
やられたよ(*´ー`)
同じく海堂さんシリーズでは世良先生活躍の極北ラプソディもgood
*1:http://d.hatena.ne.jp/nohmin/20120000
*2:住みたいとは全く思えないのがミソw