治療 7月号
薬関係29冊目。
- 出版社/メーカー: 南山堂
- 発売日: 2012/07/02
- メディア: 雑誌
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やー、さすがに今勤務してる店舗が循環器専門医の門前だけあって、ここのDr.が降圧に難渋するような症例に対するこれ以上の薬物療法は無理っぽいね。
やっぱり減塩をどこまでできるか、ですかね。
特集の後ろの方の高血圧に対するデバイス治療ってのは初めて知ったのでびっくり。
動脈圧受容器に電気的刺激を与えることで血圧のセットポイントを低圧域にリセットさせて頸動脈洞神経の活動性を回復させ、中枢を介した交感神経活動抑制を生じさせて持続的降圧作用をもたらす装置が一つ。
腎交感神経をアブレーションして遠心性交感神経系を抑制することでレニン分泌抑制、ナトリウム再吸収抑制したり、求心性交感神経系を抑制して全身の交感神経系を抑制することで持続的降圧作用をもたらすものがもう一つ。
いずれも試験段階ではあるということだけど、これが実現すれば重篤な不整脈に対するペースメーカーみたいな位置づけになっていくんだろうね。