iPS細胞
今年99冊目。
- 作者: 八代嘉美
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2008/07/15
- メディア: 新書
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そう考えるともの凄く遠い世界の人に思えますなぁ。
iPS細胞の発見と機能性、そしてiPS細胞が抱える可能性と倫理的問題などについてざっくりと書かれております。
万人向けに書かれているので説明がざっくりし過ぎてかえって分かりにくい部分もありましたが、教科書ではなくて新書なので仕方ない。
「どういうことですか、左手の再生治療ができないだなんて」、「幹部の幹細胞に異常が見つかったの。先生によると、ガンダムのビーム兵器には細胞障害を起こすものが含まれているんじゃないかって」などという会話が交わされていた。
こうした作品の中にも幹細胞という単語が登場したことにびっくりすると同時に、少しずつ一般社会にもその言葉が浸透しつつあることがわかる。
(p.87)
こうした引用はさすが彼ですなぁと、彼のことをよく知りもしないオイラですら思ったりする、そんな先輩。