M大学卒後研修

nohmin2012-07-08

午前中は「向精神薬の適正使用」と「HIV治療と薬剤師の取り組み」
正直今までHIV治療薬の処方箋に当たったことはなく、あまり関わりのない問題だなぁという感があったのは間違いない。
だからあまり興味も持っていなかったんだけど、今回の先生のお話はそうした受講者が多いだろうという前提に立たれていたこともあってか、大変分かりやすくて聞きやすかった。
愛知県も全国で5本の指に入るくらいAIDS患者が多いということで、今後HIV治療薬の処方箋を受けることがあるかもしれないという心構えを持てただけでも収穫だった。


午後はバイタルサイン実習。
腹音、心音、呼吸音の聴診。意識障害について。脈拍とSpO2の測定。触診・聴診・自動血圧計それぞれによる血圧測定。ピークフローメーターの取扱といった内容。
それぞれとりあえず行うだけなら難しくないので、一応できるようになった。
ただこれを在宅の場で実際行い、副作用発見や薬効モニタリングに活かせるかというと、異常の検知に関する自身の知識・経験不足の他にも乗り越えないといけない問題が多々あるのが現状。
ましてや、あのプライバシーもへったくれもない薬局の外来でバイタルサインを採るというのは限界もあるわなぁ。