幻想都市物語<中世編> 読了

今年62冊目。

幻想都市物語〈中世編〉 (Truth In Fantasy)

幻想都市物語〈中世編〉 (Truth In Fantasy)

中世ヨーロッパの都市がどのように成り立っていたか、架空の1都市をモデルケースに概説。
市壁から始まり、市民の家、教区教会、中央広場、市庁舎、大聖堂、商館、職人通り、大学、修道院、そして城とイラストも交えて解説してあります。
ざっくりですが、当時の人々がどんな生活をしていたかにも触れてあり、あとがきで筆者自身が書いていますが「中世都市というものを新たな視点で見るきっかけ」としてちょうどよいように思います。
教会に関する部分が多いのはやっぱりヨーロッパだなぁと思ったり、まるでお茶を飲むようにしょっちゅうワインを飲んでいたり、死刑執行がお祭り騒ぎになったりと、色々「へぇ」と思わされた。