彩雲国物語1 読了
今年35冊目。
見れば分かると思うけど妻ちゃん文庫。
「こんな見てくれだけど政策的なぶつかりとか色々あって面白いんだって!」とは妻ちゃんの言。
表紙はカバーで隠せるからいいとして、挿絵もこんな感じだから電車で読むと周囲の目が(´Д`;)
- 作者: 雪乃紗衣,由羅カイリ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: 文庫
- クリック: 67回
- この商品を含むブログ (185件) を見る
展開はムダなくスピーディなので読みやすい。伏線の張り方も回収もさらりさらりとテンポよく。その上で、メインの二人、両刀殿下と主婦才女のやりとりが微笑ましいのが退屈せずに読めた一番の理由でしょうか。
メインの二人だけでなく、優しいアニキも陰のあるパパも腹黒宰相も主役級はみんな話の広がりそうな設定がされているので今後も読めそう。特に腹黒氏はクライマックスシーンでメインのお兄さん達をかすませてしまうくらいおいしいところをさらっていってしまい、今後も色々しかけていただけるのかと期待を持たせます。