原稿用紙10枚を書く力

今年34冊目。

原稿用紙10枚を書く力

原稿用紙10枚を書く力

・価値を下げる文章は書かない
・書くことは構築すること
・キーセンテンスを3つ選ぶ
元々妻ちゃん文庫より拝借した一冊だが、このブログを書く上で大変参考になった。


1つ目「価値を下げる文章は書かない」というのは以前から感じていることで、読書記録を筆頭に、なるべくそういう方向へもって行こうとは去年から考えていた。考えてはいたができてはいないまま今に至る。今年こそこれをできるように修正していきたいところ。
ちなみに参考というとおこがましいが、目標としているのは「Σ無駄話」さん*1だったりする。
本人さんどこまで意識していらっしゃるのかは分からないけども、無駄話さんを読んでいると「じゃあ今度その漫画読んでみるか」と記憶の片隅に留めておく気になる。
実際、今読んでる漫画の中でもcapetaGIANT KILLING進撃の巨人なんかは無駄話さんから触発されて読んでるし。
あんな風に作品のいいところをさらっと紹介できるようになれればいいなぁ。


1つ目は心意気の問題が主なわけだが、2つ目の「書くことは構築すること」というのと3つめの「キーセンテンスを3つ選ぶ」っていうのは技術的なコツのお話。
やっぱりある程度中身のある文章を書こうと思ったらオイラのように思いつきで書いていてはいかんというのです。
前もってレジュメを作り、起承転結も考えて文章を作っていくのが良いと言われております。
ただそう言われてもなかなかできることではないということで、そのコツが「キーセンテンスを3つ」選ぶこと。
選んだキーセンテンスを柱にして、なぜ自分がそれを選んだのかを肉付けしていくと、自分が言いたいことをはっきりさせた、伝わりやすい文章になるという。
現に今そうやってこの文章は書いてみているんだけど、確かに書きやすく感じる。今後しばらくこの形式で読書記録はつけてみることにします。