日経DI 2月号 読了

薬関係9冊目。
特集:電子版お薬手帳が拓く未来
ここ数年電子版お薬手帳事業が着実に進展しているのを感じる。
ほんとにあと10年もしないうちにこの流れは全国でメジャーになっていくことは間違いないように思う。
そうした時に薬学的ケアを提供できる薬剤師とそうでない薬剤師というのははっきり分かれてくると思うし、そうなって欲しい。


薬歴添削教室は今回は在宅患者への服薬支援。
これは読者よりもむしろ、実際参加した人たちものすごく有意義だっただろうなぁ。
実践的で「これぞオーディット」という印象を受けた。


DI Cafeの投書にて1月号の薬歴添削教室について「仮に心不全であればメデットは禁忌ですので、アーチワンの心不全への使用はそもそも除外できるのではないでしょうか」という意見があった。
こういう考え方はすごく危険、というか論外であるように思う。
むしろ逆に「メデット出てるけど心不全じゃないか?大丈夫か?」と考えないと薬剤師の処方監査機能は果たされない。
元々の記事にあった「心不全の可能性は低い」あたりが妥当な記載であると考える。