ロペミン添付文書改訂

相互作用に「本剤は主として肝代謝酵素CYP3A4及びCYP2C8で代謝されることから、CYP3A4又はCYP2C8を阻害する薬剤と併用した際、本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇する可能性がある。また、本剤はP-糖蛋白の基質である。」との記載を追記。
これに伴い、併用注意にITCZを追記。本剤4mgとイトラコナゾール100mgを経口併用投与したとき、ロペラミドのCmaxとAUCがそれぞれ185%及び281%増加した。*1
その他の副作用として意識レベルの低下、筋緊張亢進、意識消失、昏迷、協調運動異常、便秘、鼓腸、多形紅斑、水疱性皮膚炎、縮瞳を追記。いずれも頻度不明。
過量投与時の中毒症状として尿閉を追記。

*1:外国人でのデータ。