美食家への道〜ドネペジル塩酸塩OD錠「日医工」

ドネペジルの裸錠には苦みがあり、先発品のアリセプトはカラギーナンを添加することで苦みをマスクしています。
ところがこのカラギーナンに物質特許が残っており、後発品メーカーはどうにかして独自機構で苦みをマスクする必要が出てきます。
日医工では素錠に酸化チタンやタルク等の微粒子を吹きつけてコーティングして苦みのマスクと口腔内崩壊機能を実現しているとのこと。
実際に食べてみると、かなりしっかりとした硬度があり、崩壊にはしばらく(1分くらい)時間がかかります。
まぁ完全に崩壊させなくても適当なところで併用薬と一緒に水で服用すればいいわけだし、これくらい固ければODP n.p.って言われても信用できるともいえます。
んで、崩壊させていくと当然あるラインで素錠が舌に触れるわけで、その段階で苦味が出ます。
その苦味も別に強烈なものではないので気になるほどではなかったですが、そこまでいく前に飲んでしまうのがよいでしょう。
またこの点に関しては先発品も同様だと思われますが、アリセプトを食べた事がないので分からんとです…。