ナニワ・モンスター 読了

今年54冊目。

ナニワ・モンスター

ナニワ・モンスター

新フル騒動から始まった物語。
新フルには普通の人よりは強い関心を持っていただけに、この問題をどう物語に絡めていくのか興味があったけれど、舞台が浪速診療所から浪速府庁に移った辺りからどんどん脱線。
道州制やAiなど詰め込みまくった結果、ページ不足になった模様。
本書だけでは舞台が整ったにすぎず、ヤマは次作に持ち越し、ですかね。
「先読みの徳衛」なんて異名まで披露した名誉院長殿や、検疫官の喜国係長なんかも活躍するシーンがみたいですしね。
とりあえず本書の名言は「汚職事件はお食事券」で決定!