アダラート添付文書改訂

動物実験で胎児毒性が報告され、妊娠20週未満の妊婦への投与が禁忌に。
妊娠20週以降の妊婦に投与する場合には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
投与に際しては、最新の関連ガイドライン等を参照しつつ、急激かつ過度の血圧低下とならないよう、長時間作用型製剤の使用を基本とし、剤形毎の特徴を十分理解した上で投与すること。また、母体や胎児及び新生児の状態を十分に観察し、過度の血圧低下や胎児胎盤循環の低下等の異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
硫酸マグネシウム水和物の注射剤を併用する場合には、血圧等を注意深くモニタリングすること。(併用により、過度の血圧低下や神経筋伝達遮断の増強があらわれることがある。)