カロナール添付文書改訂

通常、成人にはアセトアミノフェンとして、1回300〜1000mgを経口投与し、投与間隔は4〜6時間以上とする。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として4000mgを限度とする。

と、通常一回量及び一日最大量の上限量を拡大。*1

本剤により重篤な肝障害が発現するおそれがあることに注意し、1日総量1500mgを超す高用量で長期投与する場合には、定期的に肝機能等を確認するなど慎重に投与すること。
本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤 (一般用医薬品を含む) との併用により、アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現するおそれがあることから、これらの薬剤との併用を避けること。

との警告が同時に追記されているので注意のこと。
また、変形関節症の適応を追加。
重要な基本的注意として以下一文も併記。

慢性疾患 (変形性関節症等) に対し本剤を用いる場合には、薬物療法以外の療法も考慮すること。

*1:以前は1回500mg、1日1500mgが上限だった。「こんな量じゃ効かんよ」というDr.の声は一人ならずとして聞いている。