アナフラニール錠添付文書改訂*7

併用注意にたくさん追記。
セビメリン→抗コリン作用によりセビメリンの作用減弱
アトモキセチン→NAへの作用を相互に増強
サリドマイド→中枢神経抑制作用を相互に増強
三環系抗うつ薬→相互に作用増強
シナカルセト、サキナビル→本剤の代謝を抑制し、作用を増強
グリクラジド→本剤での機序は不明であるが、他の三環系抗うつ剤(ドキセピン)により低血糖に対する反応性が変化するか、インスリンに対する感受性が増大し、血糖降下作用が増強すると考えられている。
QT延長をきたす薬剤→相互にQT延長する
デスモプレシン→低ナトリウム血症性の痙攣発作を起こすことがあるので、血清ナトリウム、血漿浸透圧等をモニターすること。
ゾニサミド→高血圧、失神、不全収縮、発汗、てんかん、動作・精神障害の変化及び筋強剛等の副作用があらわれるおそれがある。


過量投与の兆候としてセロトニン症候群を追記。


主に50歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において、選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び三環系抗うつ剤を含む抗うつ剤を投与された患者で、骨折のリスクが上昇したとの報告がある。