CPFX添付文書改訂*13

併用注意にカフェイン、ClassIA/III抗不整脈薬、セベラマー塩酸塩、炭酸ランタン水和物、クロザピン、シルデナフィルを追記。

カフェインの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少させるためカフェインの血中濃度が上昇することがある。
本剤を併用した場合,相加的なQT延長がみられるおそれがあるため、ClassIA及びIII抗不整脈薬が併用注意に。
セベラマー塩酸塩、炭酸ランタン水和物を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるおそれがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意すること。
クロザピン及びその代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇したとの報告がある。クロザピンの投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、必要に応じてクロザピンの用量調節をすること。
シルデナフィルのCmax及びAUCがそれぞれ約2倍上昇したとの報告がある。