舛添メモ 読了

今年36冊目。

舛添メモ 厚労官僚との闘い752日

舛添メモ 厚労官僚との闘い752日

2009年夏の総選挙で、自民党は大敗し、政権交代となって民主党政権が誕生した。それにともなって、私は2年あまり続けてきた厚生労働大臣の職を辞した。安倍、福田、麻生と3人の総理大臣に仕えたが、年金記録、薬害C型肝炎訴訟、医療・介護、原爆症認定訴訟、雇用問題、新型インフルエンザと、枚挙にいとまがないほどの難問に取り組んできた。752日間にわたって、健康を維持し、毎日の公務を1日も休むことなく果たしてきた。これは、その記録の一端である。

厚労大臣時代の舛添さんの自伝ですね。
もうちょっと裏話的なものがたくさん読めないかと期待したんだけど、たしかにかわいそうになるくらい難問続発で、それらを一通り一冊の本でさらったので一つ一つの中身が薄くなってしまったし、自らの功績を中心に書かれてるので自伝によくある自慢話的な印象を受けてしまう。
今度は新型インフルなら新型インフル一つにテーマを絞って書いてもらえたら改めて読んでみたいと思うかも。
あのバタバタの中、役所側はどう考え、霞が関で何が起こっていたのか、興味はありますし。