卒後講座2

N市大卒後講座今年度第2回。
今日も開始ギリギリアウトなご入場。
スライドは間に合ったからヨシとする(゚∀゚)


1コマ目は「生薬・漢方薬における医療薬学的諸問題について」
生薬の辛温解表などの属性は科学的説明が困難であり、イメージを持つのが漢方をつかむ近道である。
当然ここから西洋医学的薬理学に直接結び付けることは困難であり、薬能イメージから疾患に結びつけて考えることになる。
ただし、そうはいっても現代の日本や先進国の医療は西洋医学ベースであり、講師先生も西洋医学的アプローチで漢方薬の作用を解明しようとしているようだ。
…というと語弊を生じそうだが、要するに科学で整理できる部分は整理しておこうと。
漢方薬と食事中のpHの関係やCYP、OATPなどを介した吸収、代謝漢方薬の品質評価やメーカーごとの漢方エキス組成の違いなど、大変盛りだくさんの内容だった。
この人現役のN市大准教授だそうで、この人に教わった学生さんたちは我々よりもしっかりした知識を持つことができそう(かも)


2コマ目は繊維筋痛症総論。
繊維筋痛症が思ってたよりずっと認知度の低い疾患だったことを気づかされる。
オイラは最初に配属された店舗での朝の会で聞いてたし、その時の門前病院からチョコチョコ患者さん来てたから知ってたけどね。