N市大卒後講座

nohmin2009-09-27

諸事情で少し遅れたけど行ってきたよ。
1コマ目はNSTについて。
どうしても病院内でのお話になるので、質疑応答で院外薬局の薬剤師に期待する栄養療法について質問してみた。
予想通り在宅における貢献が返答として返ってきた。
やっぱり通常の外来患者だとなかなか栄養療法の介入は難しそうだ。
完全に栄養士の範疇に踏み込めばまた違ってくるんだけどね。
それと、グルセルナなどの食品扱いの特定疾患用栄養剤を院外薬局が備蓄することについては何とも言えないと。
やっぱりこれも開業医の先生なんかとしっかりタッグを組んで処方設計から介入できるような薬局じゃないと有効には使えなさそうだ。


2コマ目は専門薬剤師認定制度について。
認定基準が完全に病院893志向なので全く興味がなく、じゅる店の質の改善のことをモンモンと考えていたよ。


特別開講の3コマ目は新型インフルについて。
立場上聞いておかねばと思って聞いていたけど、当然今更目からうろこが落ちるような新情報が出るわけもなく。
まぁそれでも大同病院や名古屋市の動きを教えてもらえたので参考にはなった。
これも質疑応答で新型と季節性のワクチン接種順序なんかを聞いてみた。
いわく、やはり新型を優先したいところだが、どうも新型を先に打つと季節性の効果発現が遅れるという報告もあるらしい。
それでも感染力と流行時期を考慮すれば今のところ新型を優先して打つべきだということ。


あぁ、あとライカン先生に例の本Bをもらった。
いつもすまんことです。勉強させてもらうです。