グリベック錠100mg添付文書改訂*1

国内での臨床成績として以下を追記。

完全切除消化管間質腫瘍(術後補助療法)
最大腫瘍径が3cm以上の腫瘍の完全切除を受けたKIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍患者を対象に、本剤の術後補助療法(400mg/日を1年間投与)の検討を目的とした、プラセボ対照、二重盲検比較試験が実施された。2007年4月時点での集計(観察期間の中央値:14ヵ月)において、主要評価項目である無再発生存期間は本剤投与群で有意に延長し、75%の患者が無再発で生存している期間は、本剤投与群(359例)が38ヵ月であったのに対し、プラセボ投与群(354例)は20ヵ月、ハザード比は0.398(p<0.0001)であった。