一局の将棋 一回の人生

今年13冊目。

一局の将棋 一回の人生 (新潮文庫)

一局の将棋 一回の人生 (新潮文庫)

あの「月下の棋士」のモデルとなったとされる一冊。
月下の棋士」には濃ゆい棋士ばっかり出てくるけど、実際の棋士も負けず劣らず濃ゆいキャラがたくさんなのね。
この人のこの発言があのシーンの元になるのね、などと思いながら読んだら、また「月下の棋士」を通し読みしたくなった。
月下の棋士 (28) (ビッグコミックス)

月下の棋士 (28) (ビッグコミックス)

本書からは離れるが、Wikipedia棋士の名前を何人かたどってみたけれども、面白エピソードが出るわ出るわ。
ちょこっとでも将棋をかじった人なら是非一度、さらっと流し読んでみてくだたい。
また、本書の第2部、第3部では実際の棋譜も出てくるけれど、小学生の頃ちょっとだけ将棋に触れてたおかげでどうにか流れについていけたよ。
交差点の信号待ちで10手前後の駒の流れを追うのはなかなか大変だったけどね。