ニコチネルTTS添付文書改訂*5

重大な副作用として「アナフィラキシーショック」を追加。
その他の副作用として「振戦」「感情不安定」「不整脈」「消化不良」「咳嗽」などを追加。
また、その他の取り扱い注意には以下の項目を追加。

3.以下の療法を行うときは、前もって本剤を除去すること。

  • 電気的除細動(DC細動除去等)〔本剤の支持体と類似するアルミニウムが使用されている製剤で、除細動器と接触した場合、製剤の支持体(アルミニウム箔)が破裂したとの報告がある。〕
  • ジアテルミー(高周波療法)〔本剤の温度が上昇するおそれがある。〕
  • MRI(核磁気共鳴画像法)〔本剤の貼付部位に火傷を引き起こすことがある。〕

2. 治療中の成人喫煙者が耐えられるニコチンの投与量であっても、幼児には重度の中毒症状を生じ、死亡に至るおそれがある。ニコチネルTTSは使用前後とも相当な量のニコチンを含有している。未使用及び使用済みニコチネルTTSはいずれも、絶対に小児の手に入ることのないように、取り扱い及び廃棄には注意すること。