分かる人以外には分からなくてよいお話

一昨日の緊急告知の余波で、今日からうちの会計が後会計になった。
そのうち後会計にしなくてはいけないね、という話は前々からあったのだが、それが急遽早まった形だ。
とりあえず今日の23人の患者さんのうち、私が特指を取った(取れた)のが10人ということで、算定率約44%。
つまり約半数の患者さんに対して私は薬剤師としての仕事が供給できていないことになる。*1
あぁ、なんて無情に自分の実力のなさを照らし出してくる制度なんだ…。


これに伴い、薬歴へのSOAP*2での記載が半ば義務化された*3のだが、文章量が増えたので書くのに時間はかかるけど、確かに問題点の整理という意味では見やすくなったかも。
問題点が整理されたことによる効果が実感されてくるには1ヶ月以上はかかるんだろうね。*4
それまでは辛抱して続けていくしかないな。

*1:もちろん特指が取れたからといってその患者さんに十分な情報が提供できたわけではないが。

*2:S:患者の主観、O:客観的事実、A:SOに対する薬剤師としての判断、P:Aに基づいて取った処置、の4つに分類して患者の問題点を明白にする記述方法。具体例は6/23の薬日記。

*3:特指を取った患者ではPの記載が必須。できればPnextもあると次の投薬が楽。

*4:SOAPで書いた患者さんがもう一度来局しなくてはならないので。うちの場合、処方は基本的に28日分が多い。