昨年度レセプト最高額は大動脈解離症例2986万円

健康保険組合連合会は18日、2003年度(02年11月〜03年10月)高額レセプト状況を発表、1カ月で1000万円を超えたのは、前年度より20件増えて101件だった。100件を超えたのは01年度(106件)に次いで2度目。

1000万円を超えた症例を疾病別に見ると、心血管系疾患49件(02年度49件)と約半数を占め、悪性新生物(白血病を含む)24件(9件)、血友病16件(9件)などとなっている。この中で最近、移植医療による症例が増えてきており、03年度は生体肝移植11例、骨髄移植6例、さい帯血移植2例となっている。

03年度の最高額は大動脈解離症例の2986万円で、前年度より1000万円強少ない。また、上位10位には同一の血友病A患者が2、4、5、9位に入っている。

また、500万円を超えたのは2401件(前年度より33件増)で、増加傾向にある一方、40〜100万円は13万2520件(1万8036件減)と、年々減少傾向にある。高額医療給付公布金の総額は約697億円だった。

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