連夜の勉強会

昨日に引き続き、今日は津島海部薬剤師会の勉強会に参加。
テーマは某市民病院との薬薬連携について。
うちの薬局にも院外処方箋が流れてくる病院が、どんな連携策を出してくるのか非常に興味があったのでのそのそと参加。
期待して行ったのに*1、内容は薬薬連携どころか病院薬剤師の業務紹介。
一応何年か経験を積んだらしき面々がお話しされてましたが、ぶっちゃけ「新人か!」と突っ込みたくなるようなやっつけスライド。
最後に誰も質問する予定は入っていない(と思われる)質疑応答の時間に
「【退院情報提供書】に力を入れても結局は紹介先の病院どまりで、薬薬連携にはあまり寄与できませんし、それでは入院中の経過も分かりませんので、経過も含めてお薬手帳に記載する*2など、既存の媒体をもう少し有効利用していただきたく思います」
と具体案を突きつけて差し上げましたヽ(`д´)ノ


薬薬連携の最も手軽で確実な第一歩はお薬手帳のフル活用であるというのが私の考えです。
ここを見た病院薬剤師さんには、ご協力ご検討の程お願いしたいものです…。

*1:某忍者先生や某店長氏から「期待する方が間違っている」なんて声が聞こえてくる気もしますが気にしない(゚д゚)!!

*2:お薬手帳で複数の薬局における経過を把握できるようにしてあっても、病院がお薬手帳を利用しないおかげで患者さんが入院した途端に経過が分からなくなり、退院処方と入院前処方との間に大きな溝ができてしまっている。また、病院が抱える患者さんの持参薬問題についても、お薬手帳は有用なツールになり得るため、病院薬局相互に有益なものであり、ひいては患者さんの安全のためにも寄与できると考えてます。